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みなさんこんにちは。
人工知能ラボの助手です。
今日は、Pythonを扱う上でよく用いられる
ライブラリであるNumpyについてお話します。
前回、博士がPython2.Xと3.Xの違いについてお話しました。
そこでまず気になるのが、
Numpyはpythonのどちらのバージョンに
対応しているのかということです。
答えは
Numpyはどちらのバージョンにも対応してるので問題ありません。
では次に、Numpyがどんな時に使われるかです。
どんな時かというと数値計算を行うときです。
ですが、Numpyが入っていなくても
Pythonで数値計算を行うことは可能です。
ではなぜ、Numpyを使うのかです。
先ほども述べたとおり、
Pythonのみでも数値計算を行うことはできます。
しかし、Numpyを入れることにより、
非常に高速で演算ができるからです。
なぜか?
Numpyの内部は、C言語やFortranによって実装されてるためです。
さらに柔軟に要素の参照や、データの一括処理が可能です。
また、数値・論理演算,線形代数,初等関数,集約演算,乱数生成など
フーリエ変換や関数あてはめなどのやや高度な演算も可能です。
ではこのうちのいくつかを勉強しましょう。
まずは、データの一括処理についてです。
データの一括処理にはユニバーサル関数、ブロードキャスティング
と呼ばれるものがあります。
- ユニバーサル関数
新しいN次元配列にして返す関数をユニバーサル関数という。
- ブロードキャスティング
つまりN次元配列とM次元配列の四則演算が可能です。
これは上手く使いこなせば、
コード量を大きく減らすことができます。
その他にも
配列データのファイル入出力もできます。
巨大なデータを保存するときは、バイナリ形式で保存した方が
ファイルサイズが小さくなります。
今日のところは、ここまでにします。
お疲れ様です。
次回は、Numpyを実際に使ってみたいと思います。