2016/12/06
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人工知能ができること

MNIST。手書き文字データと正解データのセット これを分類するのが機械学習のHello Worldのようなもの

皆さんこんにちは。
人工知能ラボの助手です。

前回、人工知能の研究には機械学習を学んで
いくことが必要だというお話をしました。

でも、いきなり数学的な理論やプログラミングの
勉強は、ちょっと重いですよね…

そこで、今日はまず機械学習を応用した
実社会でのテクノロジー例を見ていきましょう
たくさんあるので、その一部を
見ていこうと思います。


【自然言語処理】
ヒトが日常的にしている会話や、メールなどの
文章をコンピューターに処理させて理解をさせる技術です。
pepperに搭載できるワトソンとかも、
自然言語処理のシステムですね。

最近では、恋愛相談に乗ってくれる人工知能なんかも
開発されてるみたいですよ。


【画像認識】
画像内の特徴の出現パターンをコンピュータに
学習させて、画像の分類や認識をさせる技術です。

カメラの顔認識、車の自動運転などに使われていることが有名ですが、
さらにスケールの大きいものになると、なんと40カ国以上の出入国管理
といった大規模なシステムにも利用されているみたいです。


【推論】
「この状態ではどんな答えを出すべきか」というパターンを学習させます。
ゲームなどに利用されていることで有名ですね。

人工知能が将棋でプロの棋士に、クイズ番組で全米チャンピオンに
勝利したりと、とても話題の多い技術です。


他にも色々なところで、すでに機械学習を応用した技術が
実用化され始めています。

さて、次回以降はいよいよその機械学習の理論や、プログラムでの実装
を勉強していきたいと思います。

難しくて大変だと思うけど、頑張っていきましょう!